テニス映画紹介『ウィンブルドン』


前回日記を上げてからもうすぐ1ヶ月ですか・・・
何と言い訳を書こうとも、もはや意味を持ちませんね・・・


ところで、映画には色んな表情があって、単純に物語として楽しんだり、ストレスを発散できたりもひとつの表情ですが、自分の知らない未知の事柄や世界を教えてくれるという重要な役目も持っていると思います。


別に書いているブログで少し前からテニス映画の紹介を始めました。
要はテニスにはまっているんですが、そうはいっても自分がテニスをやっている訳ではなく、大したことを書けないので、まぁ自分の分野でテニスにアプローチしようと考えたらこうなる訳です。


そのブログからの流用になるので、明らかなるテニス視点というか普通の映画紹介とは全然違う趣になっています。

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第1回目は、テニス映画ということで真っ先に思いついた『ウィンブルドン』(2004)です。


本編 99分
監督 リチャード・ロンクレイン
製作国 イギリス/フランス


〔ストーリー〕かつて世界ランク11位にまで上り詰めたイギリス人プレイヤー、ピーター・コルト(ポール・ベタニー)も31歳となり、ランキングは119位。ワイルドカードをもらって出場する今回のウィンブルドンを最後に引退する決意を固めていたが、優勝候補のアメリカ人新進プレイヤーのリジーブラッドベリー(キルスティン・ダンスト)と出会い、たちまち恋に落ちる。勝利の女神を得たピーターは、予想外の快進撃を見せるが、ある日、ふたりの思い違いから「何より勝利が好き」という彼女と決定的な仲違いをしてしまう。そんな中、彼はついに決勝にまで駒を進める・・・。

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この映画は、劇場公開の時に映画館で観ていて、「ポール・ベタニーかっこえー」とか「キルスティン・ダンストかわいー」とかまぁそんな感じで爽やかなラブストーリーとして楽しんだのですが、今回はテニス映画として観るということで、DVDを幾度となく一時停止させながら、じっくり鑑賞しました。


テニス映画を紹介ということで、私なりのテニス映画の定義はというと、


1)テニスが主人公のキャラクターや物語のモチーフと分かちがたく結びついている。
2)競技としてのテニスやプレーヤーの心技体が、それなりの紙幅を割いて描写されている。
3)作品に出てくるテニスを他の何かに置き替えることができない。
4)テニスについての描写が、実際の競技者をある程度満足させることができる。
5)プレイシーンの一部は役者本人ではない/ボールの一部はCGであることを容認する。




であると考えています。これについてさっそく検証していきます。


物語のメインは男女のラブストーリーですが、史上初めてウィンブルドンの全面的な協力を得て作られた映画で、クレジットにも


THIS FILM WAS MADE WITH THE HELP AND CO-OPERATION OF THE MEMBERS AND STAFF OF THE ALL ENGLAND LAWN TENNIS & CROQUET CLUB, WIMBLEDON


という文字がしっかり入っています。
THE ALL ENGLAND LAWN TENNIS & CROQUET CLUBとは、ウィンブルドンの会場の正式名称で、ウィンブルドンの芝コートはもちろんのこと、コート裏のラウンジやロッカールーム、夜のパーティー、記者会見の様子など、「実際の大会の雰囲気ってこんな感じなのかしら」と想像させてくれるようなシーンがふんだんに登場。
マッケンローとクリス・エバートが本人役で解説者として登場するほか、メアリー・カリロなど往年の選手が出演。他にも、ヒューイット、フェデラーロディック、ウィリアムズといった名前がセリフの中で出てきます。
クレジットの一番最初には、"マーク・マコーマックに捧げる"という言葉も出てきます。マーク・マコーマックとは、2003年に亡くなったIMGの創設者。


オフコートのことだけでなく、相当の時間を試合の場面に割いています。また、ピーターの試合中、心の声としてナレーションが度々入ります。これにより彼が自分への鼓舞や色んな葛藤、気の散る様などが分かりやすく伝わってきます。
また、自国プレイヤーのウィンブルドンでの活躍を期待するイギリス国民の姿も、過熱気味のメディア報道、賭けに興じる弟、ボールボーイやホテルマンとの交流といった描写からも伺えます。


こういったことから、1〜3と、4の半分の要素(作品世界のディティール)については全く問題ありません。 それどころか、近年の映画でこれほどテニス全般についてしっかり描かれているものはないでしょう。


残るは、4の残り半分(演技者によるプレイ部分)と、5ということになります。5で私の言わんとすることは、4を満たすために、スタントや合成などをきちんと使ってテニスシーンをきちんと鑑賞に堪えうる、リアリティあるものにすべきという意味です。


俳優にはもちろんテニスコーチが付いたようです。俳優自らやっていることが最も分かるシーンとして、サービスの場面がありましたが、ポール・ベタニーは、一般プレイヤーレベルでは、それなりに見られるフォームになっていました(キルスティン・ダンストはあんまりスタイリッシュとは言えず・・・)。ラリーのシーンも多く出てきますが、どこまでが本人で、どこまでがスタントなのかはよく分かりませんでした(クレジットによるとスタントも数名いたようです)。


テニス初心者につき技術的なことはこれ以上書けないので、今回は、劇中のそれぞれの役者がどんなメーカーのものを使っているのかをチェックしてみました。


■ピーター
使用ラケット:HEAD 着用ウェア:FRED PERRY


■リジー
使用ラケット:、Prince、Willson  ←ヲイヲイ
着用ウェア:PUMA


■ピーターの恋のライバル?にして決勝の相手
使用ラケット:Willson 着用ウェア:NIKE


■ピーターの親友のドイツ人プレイヤー
使用ラケット:DUNLOP 着用ウェア:adidas


プレイヤーごとにバラエティに富んでいて、見た目にも楽しむことができます。
ピーターはイギリス人なので、ちゃんとフレッドペリーを着用しています。フレッドペリーで思い浮かぶにはアンディ・マレーですが、ベタニーはマレーよりもイケメンだし(俳優だし当然だが)、スラリとした着こなしが素敵です^^
ジーは、ピーターとサービスをボール缶に当てる賭けをする時と、試合中とでラケットが違っているのですが、これは明らかにスクリプター(映画撮影においてシーンの様子や内容を記録・管理するパート)のミスでしょう。


ウィンブルドンに出場する選手は、規定により、試合の時だけでなく練習ウェアも白を着用することになっていますが、この映画では、登場人物は練習の場面で思い思いの色のウェアを着ていました。それぞれのキャラクターを生かす為にもこの程度の演出は許容範囲なのかな〜。

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・・・とまぁ、長々と書いてしまいましたが、この映画はテニスを扱った娯楽映画としては、相当水準の高いものだと思います。
ちなみに、今回、私はDVDをレンタルして観たのですが、セル版の方には、


■クラブへようこそ(約3分)
"テニスの聖地”ウィンブルドンセンターコートで行われた史上初の撮影の時の様子などを、主演の2人や監督などが語る。


■ボール・コントロール(約5分)
テニスのシーンをより本物らしく、試合を白熱したシーンに撮るための技術的方法、テニスの経験がほとんどない俳優たちをプロらしく見せるための撮影技術の裏話。


■新星を育てる(約3分)
テニス経験のほとんどない俳優たちをいかにプロらしくみせるか?撮影のトリック、俳優たちの取り組みなど、テニス・コンサルタントとして協力したパット・キャッシュ(元プロテニスプレーヤー)の証言や、解説者として映画にも出演しているジョン・マッケンロークリス・エバートのコメントも。


ウィンブルドン:舞台裏(約10分)
映画で使われたプロテニスプレーヤーたちのジンクスやエピソードなど、"ウィンブルドン”をより、"本物”に近づけた映画に仕上げたディティールにまつわる話や、主演者ら自身によるコメントをインタビュー形式で紹介。  


■音声解説 
リチャード・ロンクレイン監督とポール・ベタニー2人の軽妙な音声解説!


■予告編集


・・・という超豪華な特典映像が付いているようです。
これを観れば、ますますテニス映画としての面白さが味わえそうです。同僚がセル版を持っているらしいので、今度借りてみようと思います。

すっかりご無沙汰してしまいました・・・

すっかり長いことこのブログを放置してしまいました・・・多くのことを同時にこなせないのは損です。

前回のブログ以降に観たのは以下。



3/29『カラスとキツネ』『わたしはわたし』『ムッシュー・ポワンツ』
 『インスタント・フレンチ』『スピーク・ホワイト』『クラック!』
 『目覚め』『電話』『母さん、あなたに言うわよ!』
4/1『This is England』
4/5『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
4/8『フロスト×ニクソン


フィルムセンターのカナダアニメ特集には結局2度行ってきたのですが、完全に記事を書くタイミングを逃してしまいました・・・


そんな今日は、早稲田松竹で『トウキョウソナタ』をようやく観て参りました。
まぁ面白いは面白いし、全体を覆う停滞感は『空中庭園』よりも時代を捉えている感じはありますが、私は後者の方が好きかもな〜(あ、これ相当好きなもので)


平凡の中にも、それはドラマなのだから、ぞくぞくっと来るものが欲しいと思ってしまうのです。

近頃観た映画の話

3月はなんだか映画づいています。


3/1『ディファイアンス
3/1『悲夢』
3/8 タイトルは事情により伏せさせてください。
3/15『プラスティック・シティ』
3/18『映画は映画だ』
3/20『クラック!』『バラブロック』『山の音 琴の詩』『ストリート・ミュージック』
3/21『ビーズ・ゲーム』『イー』『戦争の思い出』『ふくろうとねずみ』
3/22『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』
3/22『僕らのミライへ逆回転
3/25『マグノリア』DVD
3/25『イエスマン


こんな感じ。
いつも楽日ギリギリに行くという悪いクセがあるのですが、それを切り替えて(いくつかの作品を犠牲にしてでも)できるだけ公開後の早いタイミングで観ることを心掛けると、意外と観たい作品をきちんと観れる気がします。
週末1度に観られる本数には限度があるので、あれもこれも楽日間近・・・と追い詰められた時に限って外せない用事が入ってしまい、結局それを観られなかったというのはイヤですからねぇ。


ということで先日、公開1週目に行った『映画は映画だ』が余りにも素晴らしかったので、ひとり鼻息を荒くしていたのだけど、今朝、出勤前(今日がDVDの返却日だったので・・・)追い詰められて観た『マグノリア』がホントによかった!!





1999年製作の、ポール・トーマス・アンダーソンの評価を決定付けた作品ですが、これが公開された2000年頃、私はアジア映画しか観ない人間だったので(笑)、フツーにスルーしてしまっていたのです。


私のアンチDVD・ビデオという考えはこの頃すでにあって、例えば仕事でどうしても観ないといけないとかいうこと以外に自分の意志でそれらを借りることはほとんどなく、年間借りるDVDはせいぜい5本ぐらいではないかと思います。(ではなぜ今回借りたのかというと、映画的センスが信用できる友達に激ススメされたから)
つまり、劇場で観なかった映画とは縁がなかったのだと思うことにしていて、後になってDVDで・・・とは考えないということです。


周りにはシネコンしかなく映画的選択肢はもはやない地方とは違って、毎年800本以上の映画が公開・上映されている東京に住んでいるのだから、あれやこれやというのは言い訳でしかないし、今日観た『マグノリア』のように、多分、私が知らない“私にとってのドンピシャ”な映画は沢山あると思います。


カエルのシーン(ドカドカ堕ちるカエルを見ながら、うっすら涙が浮かんできました)とか、印象的な音楽の数々とか、ホントは家の小さなモニターなんかで観るべきじゃないんです。でも、それを見逃してしまった私が悪いのだ、と。

もちろん人それぞれ考え方は違いますが、私は映画と誠実に関わっていきたいと思っているので、であれば映画館で観ることは作品や作り手への礼儀だと思っています。




そんな訳で、ジム・キャリーの『イエスマン』もすごくよかったのですが、完全に印象が薄れてしまってます・・・(笑)

第2回、大盛況ありがとうございました!

昨日の第2回上映会は、前回を上回る、キャパギリギリの大盛況でした! ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。


先月の第1弾に続いての2度目の上映会だったのですが、まだまだ慣れないことが多く、進行などで見苦しいところがあったのではないかと反省しきりです・・・。
(昔から上がり性ではありますが、メモ書きしていたにも関わらず、フィルム状態についての説明も抜けてしまい、一体何のための試写だったのか・・・)


今後の活動についてですが、アニメーションに限らず、色々な作品を集めて上映していきたいと思っておりますが、この2回フィルムなどを貸出してくださった都立日比谷図書館が3月いっぱいをもって千代田区へ機能移管するのにともない、16mm視聴覚部門は多摩図書館へ移行してしまうため、今までのように気軽に利用することができなくなってしまいます。


そのため、ご来場される方が気軽に来れるような方法はそのままに、よりよい活動方法をこれから模索していこうと思っております。
FILMRONICの活動に加えて、日々の映画的(じゃなかったりすることも)徒然などもこちらに掲載していきますので、よかったら時々チェックしてみてください!


・・・という訳で、今日はこれから、日比谷図書館に諸々を返却に行き、その近くで知り合いがやっている映画研究会にお邪魔してきます。(そして、その後は、初テニス・・・!)




追記:昨日のカメラマンから写真が届いたので、アップします。


会場に看板があったので、とっさに思いついてビル入り口に置いてみたところ、これを観て入ってきてくださった方もいらっしゃったようです。さすが、立地のいい場所はこういうことができるのですね〜

上映作品のうち、2作の絵本が手に入ったので、会場に置いてみました。

やはりこういう絵は欲しい・・・ということで、写ってしまったSさん、すみません・・・

上映開始前

Cさん、上映中の撮影は禁止ですよ!(笑)でも、こういう絵は映画上映者には励みになるんです・・・

3/20(金・祝) 第2回上映会

FILMRONIC 〔フィルムロニク〕 上映企画 2
連続企画・無限なるアニメーションの世界
vol.2 言葉のない世界
2009年3月20日(金・祝)
開場15:30/開映15:45 (終了17:30予定)
〔入場無料〕



ひとコマひとコマを人間の手で創造し、その膨大な積み重ねによって生み出されるアニメーション。CG全盛の現代にあっても、基本的な取り組み方に大差はないはず。そんな、作り手の豊かな想像力によって生まれた様々な作品を上映していく連続企画の第2弾。
今回お届けするのは、登場人物が言葉を発しない「言葉のない世界」です。アニメーションとひとくくりでは言い尽くせない多様な表情を見せる作品たちは、ある時はセリフやナレーションに頼らずに、様々な調べや音、美しい映像、限りないアイデアと対象への愛情で、観る者に限りないイマジネーションを与えてくれます。


上映作品:
『クラック!』('81)、『バラブロック』('72)、『山の音 琴の詩』('88)、                                               『ストリート・ミュージック』('72)、『スノ−マン』('82)
※全て16mmフィルムで上映
※上映協力:東京都立日比谷図書館
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〔会場〕レンタルスペース PA/F SPACE
    新宿区馬場下町18 フェニックスビル3F
    東京メトロ早稲田駅より徒歩2分 地図はこちら
    ※予約・事前申し込みは不要ですので、当日会場に直接お越しください。
    ※会場へのお問い合わせはご遠慮ください。
〔HP〕 http://d.hatena.ne.jp/FILMRONIC/
〔お問い合わせ〕 filmronic@live.jp


作品紹介(4) 『クラック!』


小さな村に住む大工が恋人のために作ったロッキングチェアー。それはふたりのライフスタイルの変化に合わせて何度も塗り替えられ、修理をされ、やがて捨てられる。


一脚の椅子の視点を通して見る、かつてのケベックの暮らしや風習・日常生活、自然保護や文明批判を、独特のパステル調のタッチで描いた、1982年アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作。監督は、NFBと並ぶカナダアニメーション制作の拠点であるRadioCANADAで『木を植えた男』などを手がけたフレデリック・バック


ちなみに「Crac!」とは、フランス語で「ばきっ!」という擬音を表すんだとか。


監督:フレデリック・バック
1981年/カナダ/15分
〔原題〕Crac!


>>Frederic Back official site


作品紹介(5) 『バラブロック』


とあるお城のふもとで、平方体の部族と球体の部族の壮絶な闘いが始まる。部族の威信をかけた死闘が繰り広げられる中、辺りに転がるのはその残骸・・・。


自分と異なる存在への狭量さ、対話ではなく力で物事を解決しようとする人間の性向を皮肉る風刺アニメ。重いテーマでありながら、丸と四角たちの姿かたちはシンプルでキュート。チェコ・アニメーションを代表するブジェチスラフ・ポヤル(『ぼくらと遊ぼう!』シリーズ)がカナダ映画制作庁NFBで制作したもので、1973年カンヌ国際映画祭で短編映画部門のパルムドールを受賞。


監督:ブジェチスラフ・ポヤル
1972年/カナダ/7分
〔原題〕Balablok


作品紹介(6) 『山の音 琴の詩』(琴と少年)


舟渡しの少年の助けられた旅人は、お礼に少年に古琴の弾き方を教える。ふたりは穏やかな日々を過ごすが、時が流れ、やがて別れの時が訪れる。


雪や紅葉、舞い飛ぶ蝶など流れゆく四季の移ろいに、水のせせらぎ、鳥の鳴き声、笛や琴の音色といった美しい音が重なり、水墨画の持つ繊細かつシンプルな世界がそのまま動き出したような、芸術の風格が漂う。今はなき上海アニメの殿堂・上海美術映画製作所による水墨画アニメ。


監督:盛特偉(せい・とくい)
1988年/中国/20分
〔原題〕山水情


作品紹介(7) 『ストリート・ミュージック』


ストリートミュージシャンの演奏に合わせて繰り広げられる、幻想的で不思議な時間。


音に合わせて様々な映像や動きを当てはめていくスタイルで、一貫性やストーリーを持つものと考えられがちな「映像作品」の枠を軽々と超えていく。若くしてカナダ映画制作庁NFBに招かれ、将来を嘱望されながらありのまま生きて死んでいったラーキン本人の一部を切り取ったかのような作品。


監督:ライアン・ラーキン
1972年/カナダ/9分
〔原題〕Street Musique


作品紹介(8) 『スノーマン』


冬のある日、少年が大きな雪だるまを作り上げる。夜中に少年がそれを見ると、雪だるまは突然動き出し、少年にとって夢のような冒険が始まる。


1978年に出版されたレイモンド・ブリッグズ原作の絵本をもとにしたファンタジーアニメ。1982年、イギリスに開局したばかりの公共放送"チャンネル4"でクリスマス・イヴに放送された。スノーマンと少年が空へ飛び立つ印象的なシーンで使われている"Walking In The Air"は世界中でクリスマスソングとして親しまれている。


監督:ダイアン・ジャクソン
1982年/イギリス/26分
〔原題〕The Snowman


>>"The Snowman"official site

いよいよ明日です!

FILMRONIC2009-03-19



いよいよ明日となりました、FILMRONIC第2回上映会。


今日は日比谷図書館に映写機とフィルムを借りるため、
本業の仕事を早めに切り上げ、よろよろとキャリーで引っ張って
帰ってきました。


そして、夜はうちの白い壁(というか襖なんですけど・・・)を使っての
映写を行いました。


いずれのフィルムも状態は概ね良好。
『スノーマン』だけは、やはり他の作品と比べて過去の貸出回数も
圧倒的に多いようで、フィルムに少し痛みがありました。
本編中何度かキズが見られますが、鑑賞に堪えないほどの酷さでは
ありません。

明日は予報では雨のようですので、お気をつけてお出かけください。
ご来場お待ちしております!!

グリムスくん、スタート

FILMRONIC2009-03-15

ブログで苗木を育てる育成ゲーム、グリムスを設置しました。
(ブログの右下にブログパーツがあります)
ブログに記事をアップすることによって苗木が成長していき、大人の木になることで、実際に世界各地の森へ苗木を植樹してくれるのだそうです。


逆にあんまりブログをほったらかしにすると、あくまでもゲームにつき、苗木が弱っていってしまうらしい。今は夕方なので、背景もちゃんと夕焼けになってますね。季節とかあれこれによって色々お楽しみがあるのでしょうか?


グリムスのサイトに行って、他の木を見てきたのだけど、画像みたいにこんなにボーボーになるのねw こまめに記事をアップして、グリムスくんを立派に育てていかなくては!